太極図の表すもの
黒の勾玉と白の勾玉とが混ざり合うことなく、ぐるぐると回っているかのように見えるこの図は「太極図」と呼ばれ、「森羅万象、全てのものが陰と陽の要素によって成り立つ」ことを意味し、東洋医学の基本概念になっています。
陰だけでも陽だけでも万物は成り立ちません。それは、わたしたちの身体の中にも言えることです。陰が減少すると、身体が熱っぽくなり、乾燥します。陽が減少すると、身体が冷えやすくなり、むくみやすくなります。
陰と陽は多すぎても、少な過ぎてもよくありません。また、絶えず増減して循環しているものなので、絶対的な平衡、バランスというものは存在しません。絶対的な健康というものが存在しないからこそ、その時々で調和をとることがとても大切になります。
この神秘的な太極図のブローチは、”心をつつむ”をテーマにモノづくりをされている「月音工房」さんの作品です。わたしたちの想いを、一針一針ていねいに形にしてくださいました。
店頭に並ぶ「糸布アクセサリー」はどれも美しく繊細で、その優しい色調には店主(伊藤さん)のお人柄がよく表れています。アクセサリーのオーダーも受け付けてくださいますので、どうぞお気軽にお立ち寄りください!
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